育毛医薬品成分の3倍の効果?!キャピキシルとは

様々な育毛剤 ミノキシジルは、現在の薄毛治療において主流として使用されているアイテムで、皮膚科学の社団法人日本皮膚科学会が2,010年に発表した男性型脱毛症診療ガイドラインでも、外用治療の第一選択薬として強く推奨できるという高評価を得ています。
また、ミノキシジル配合の育毛剤を使用して薄毛を改善したという報告も多数寄せられており、効果があるということは既に広く知れ渡っています。
ミノキシジルが配合されている国内の育毛剤は、唯一医薬品に指定されています。これは、発毛促進効果を発揮するということが医学的に承認されているということです。このために、ミノキシジルは育毛医薬品成分ということになります。
このような状況の中で、このミノキシジルの3倍の効果を期待できるということで注目を集めているのが、カナダの化粧品メーカーLucasMeyerCosmeticsが開発したキャピキシルという成分です。
天然ハーブから抽出したアカツメクサエキスと、ペプチド化合物のアセチルテトラペプチド3を原料としています。

キャピキシルがミノキシジルの3倍の育毛効果が期待できるといわれているのは、減量として使用されているアカツメクサエキスとアセチルテトラペプチド3の複合的な作用によるものです。
具体的には、アカツメクサエキスには女性ホルモンのエストロゲンと類似している「Biochanina」というイソフラボンの一種を含んでいるので、AGAの原因物質DHTに対しての抑制作用があり、アセチルテトラペプチド3は細胞を修復する作用を発揮します。

これにより、AGAの進行の防止と毛根組織の回復による頭髪の再生を期待できるので、発毛促進作用一辺倒のミノキシジルを上回る効果を期待できます。
さらに、これに加えてキャピキシルには副作用の危険がないので、血圧の急激な変動や多毛症などのトラブルが報告されているミノキシジルよりも安全性においても優れています。
複数の効果が期待できるうえに安全であるということが3倍の効果と謳われている理由です。

何故か2chなどで酷評が目立つ…効果がないのか?

キャピキシルは、次世代の育毛成分として注目を集めており、これを配合した育毛アイテムが次々と販売を開始しています。
残念ながら現在のところ、アカツメクサエキスやアセチルテトラペプチド3の育毛効果は正式に承認されていないため、キャピキシル配合の商品は医学的効果を認められていません。
そのため化粧品という取り扱いで、医薬部外品指定を受けている育毛剤とは違う商品になります。

また、サービスや商品のリアルな内容を知ることが出来る匿名掲示板の2chでも、キャピキシルが配合されている商品の評判は芳しいものではありません。
最も古い商品は販売されてから既に数年程度は経過しているので、発毛に成功したという書き込みが寄せられていても不思議ではありませんが、残念ながらそのような内容のものはほとんど見当たりません。
これは、薄毛の改善に成功した様子が画像付きで多数公開されていたミノキシジル系のアイテムとの決定的な違いでしょう。
このことから、ミノキシジルの3倍の育毛効果が期待できるというキャピキシルの評判は、かなり大げさな表現ということであり、過剰な期待を持つのは適当ではありません。
3倍というのは前述したように安全性も含めたもので、発毛促進作用のみを示しているものではないからです。

また、薄毛の治療薬として世界90ヶ国以上で使用されているミノキシジルとは違い、アカツメクサエキスやアセチルテトラペプチド3は育毛医薬品成分としては認められていません。
このために、あくまでも育毛アイテムの一種として認識するのが適当で、現時点ではキャピキシル配合の育毛アイテムはミノキシジルの代わりとなるような内容ではないということになります。