ミノキシジルが入っているジェネリック医薬品

2010年に公表された男性型脱毛症診療ガイドラインの中で最も高く評価されたのは、finasterideの内服とミノキシジルの外用です。これらは、それぞれ内服及び外用療法における第一選択薬として強く推奨できるという意味のAに指定されています。
finasterideはいわゆる育毛剤とは違い、特定の部分にのみ存在している酵素の活性を阻害するという内服薬です。
薄毛全般に効き目があるというわけではなく、この酵素が生産に関与している物質が原因の症状に対してしか有効ではありません。つまり、現在の薄毛治療のアイテムの中で最も高く評価されているのは、ミノキシジルということになります。

ミノキシジルが薄毛の治療薬として誕生したのは1980年代のことで、既に30年以上の年月が経過しています。この治療薬のブランド名はロゲインで、現在では世界90ヶ国以上で使用されています。
ロゲインは当初はミノキシジル2パーセント配合の外用薬として誕生したのですが、現在では5パーセント濃度のものや、女性用の1パーセント濃度のものなど複数の種類が提供されています。

販売開始から30年以上が経過しているということで、既に医薬品としての特許は切れており、ロゲインにはジェネリック医薬品が登場しています。
これらは添加物や製造方法などには違いがあるので、先発医薬品と全く同じというわけではありませんが、主成分位には同じミノキシジルが配合されているので、適応症に対しては同様の効果を期待できます。
つまり、ジェネリック医薬品は先発医薬品ロゲインと同レベルの薄毛改善効果が期待できるということになります。

また、ロゲインのジェネリック医薬品で最も人気を集めているのが、カークランドとツゲインという商品です。先発医薬品のロゲインよりも低価格が設定されており、経済的な負担を少なくすることが出来ます。
ミノキシジルの発毛効果は蓄積するタイプではないので、継続して使用しなくてはなりません。このために、低価格で購入できるということは、商品を選択するうえでかなり重要なポイントとなります。

インド製ジェネリック医薬品とは?安全なの?

ロゲインのジェネリック医薬品として人気を二分しているカークランドとツゲインは、前者がアメリカ、後者はインドの製薬メーカーが提供しているという点が最も大きな違いです。
先発医薬品のロゲインがアメリカ製ということで、同じ国の製薬メーカーが提供しているカークランドの方が信頼度が高いように思われがちですが、一概にはそうとも断言できません。

何故なら、ツゲインを提供しているciplaは、インドではジェネリックの筆頭格メーカーと認識されており、営業利益は年間約90ルピーにも達する規模を誇っているからです。
ジェネリック以外にも一般医薬品や抗がん剤、抗生物質、抗エイズ薬など様々なアイテムを取り扱っており、世界150ヶ国に輸出しています。このために、製薬施設も世界10ヶ国に存在しており、それぞれの国の認可機関に承認されています。
インドの製薬メーカーが提供しているツゲインも、先発医薬品のロゲインや同じジェネリック医薬品のカークランドと同レベルの安全性を備えていると推測されます。
また、これに加えてツゲインは、単なるジェネリックというだけではなく、先発医薬品やカークランドでは取り扱っていないミノキシジル濃度10パーセントという商品を販売していることも特徴です。

ツゲインはロゲインのジェネリックの中で最も発毛促進効果が高い商品を提供しているということで、薄毛がかなり進行しているような人にはオススメです。
このようにジェネリックといっても費用以外にも、製造国や成分濃度には違いがあるので、ひとくくりにすることは出来ません。それぞれの違いを認識したうえで、自分の状況にとってベストな商品を選択するのが適当です。